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嫌な作品です。 メーカーはあかべぇそふとつぅ ○どんなお話? 義理の妹・莉寿、幼馴染みの美桜、クールなお嬢様・未来。 一見ベタな学園モノ設定なのですが、彼女たちの奥にあるさまざまな問題が、この作品の軸となり、物語が展開していきます。「A Profile」とは、このことを意味するのでしょうね。 シリアス、と言ってもいいかもしれません。 単なる萌えゲーでないことは、火を見るより明らかです。 しかし、ずっとシリアスというわけでもありません。ギャグもあります。 そのギャグなんですが、どうも笑えません。 というか、ここで笑わせたいのか黙らせたいのかわからないのです。 簡単に言えば、シリアスの中にギャグがあります。 ギャグ描写なんですが、空気はシリアス。そういうのが多々あり、リアクションに困りましたよ。 何を意図してそのような描写を入れたのか、あるいは、そのような場面にしたのか。理解に苦しみます。 そうですねえ、本作がどんな作品であるか、それを一言で言えば…… おっさんが書いた若者ストーリーってな感じでしょうか。 幻冬舎から出てそうな若者大衆小説を、エロゲー・テイストにしてみました。 そんな感じです。 しかし完成度は低いです。展開なんてあまりにも強引です。 幻冬舎に失礼です。ごめんなさい。 ○何がそんなに嫌なのか。 あくまで個人的なことを言わせてもらえれば、僕はこの作品が嫌いです。 いや、不愉快と言った方が正確ですね。 ファンの方には申し訳ありませんが。 不愉快である一番の理由が、あまりの幼稚さ、これに尽きますね。 登場人物全員、幼稚な発想しかしません。 そのくせ、自分を是として押しつけてきます。 お前バカかっ!!と夜中に何度叫んだかわかりません。 ご近所さんと顔を合わせるのが気まずいです。 「こんな時代だものねえ」と意味深に励まされそうで恐いです。 それはともかくとして、誰も彼もが稚拙な思考というのにはうんざりでした。 まるで中二病患者の巣窟です。 本来なら、なんだかんだでイイヤツ・ポジジョンであるはずの快音でさえも、クソガキにしか思えませんでした。 こうなってしまうとキツイです。 快音を不快と感じてしまうと、この作品の面白さは半減すると言ってもいいでしょう。 だから僕は、あまり本作を楽しめなかったのかもしれません。 そして、主人公が責められ続ける点がどうもダメでしたね。 登場人物の多くは、その子供じみた考えで主人公を責めてきます。 時にはいじってきたりします。 僕がドMなら、頬を赤らめ「もっと! もっと!」とシャウトしたところでしょうが、 残念ながら僕はマゾッホではありません。 はらわたが煮えくりかえって仕方がなかったです。 初めてですよ。 叶わぬ夢と知りながら、ディスプレイを殴りつけたい衝動に駆られたのは。 にもかかわらず主人公が「あいつらはイイヤツらだよ」なーんて言っちゃうんですから、むっきー! ですよ。 とにかく、悪意というものがひしひしと伝わりました。 それは真っ向から殺しに来たり、地位を簒奪されるような悪意ではなく、 陰口を叩くとか鼻で笑うとかの、じめっとした悪意が作中に蔓延しています。 それなりに感動系のストーリーを目指したようですが、このジメジメ感が拭えず、スカッとしません。 それに、展開が寒いんですよ。 美桜ルートで、美桜の両親が離婚することとなるのですが、主人公は彼女の父親のところへ行き、土下座をして考え直してくれと頼むのです。 いやー、いくらなんでもそれは……。 さっき登場人物が皆幼稚と言いましたが、もれなく主人公も幼稚なのです。 耐え難かったですねえ。 相互理解だとか愛情だとか、そんなもので離婚は回避できないんですよ。 今どき離婚なんて珍しくないですから、僕の家庭事情をわざわざ語ろうとは思いませんが、 それにしても寒いですよ。薄っぺらいですよ。 こんな展開でお涙ちょうだいなんて、ホント、やめて欲しいですね。 評価 60点 その横顔を見つめてしまう ~A Profile~ 完全版
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